松田解子の『おりん口伝』
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「荒川鉱山」の記事における「松田解子の『おりん口伝』」の解説
松田解子の代表作である『おりん口伝』は1966年雑誌『文化評論』に連載された小説である。日露戦争前後に荒川鉱山で過酷な労働のなかから次第に階級的に目覚めてゆく女性りんの成長を描いた小説で、1968年には第8回田村俊子賞を受賞している。また、1969年には続・編とあわせて第1回多喜二・百合子賞を受賞している。 りんの物語は娘・ひろへ受け継がれ、1974年には『おりん母子伝』、1976年には『桃割れのタイピスト』と続く松田解子の代表作「おりん」三部作となっている。
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