東陵事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 20:01 UTC 版)
1928年7月1日、国民党の軍閥孫殿英の軍隊により略奪されるという東陵事件が起きる。その中でも乾隆帝の裕陵と西太后の定東陵は、墓室を暴かれ徹底的な破壊と略奪を受けた。盗掘の知らせを聞いた溥儀は国民政府に強く抗議したが、孫殿英は政府高官に賄賂を送ったために何ら処罰されることはなく、溥儀を大いに憤慨させた。東陵事件は溥儀の対日接近の契機になった。
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