東海市指定文化財
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 03:54 UTC 版)
「弥勒寺 (東海市)」の記事における「東海市指定文化財」の解説
木造弥勒菩薩座像 座高約80cm、欅材の寄木造。『張州雑志』には行基の作とあるが、実際は室町時代の作とされる。像容は飛鳥時代・奈良時代の弥勒像と異なり、小塔を捧げ持つ平安時代中期以降の形式。輪光は、寛永17年(1640年)に住持・政久が、像の開帳にあわせて作り奉納したとされる。 木造金剛力士立像(仁王像)。 阿形は高さ272.6cm、楠(一部桧)材の寄木造。吽形は高さ273.1cm、楠材の一木造。平安時代末期(12世紀頃)の作と考えられており、もともと運得寺(東海市荒尾町)にあったものを応仁2年(1468年)に移設したと伝えられる。長年の風雨にさらされ、傷みが激しい。
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