東洋史研究における定義など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 09:12 UTC 版)
「中央アジア」の記事における「東洋史研究における定義など」の解説
日本をはじめとする東洋史研究においては従来、中央アジアという概念は、次の3つの観点から用いられてきた。 シルクロードなどの東西交渉史 中国による西域統治史 トルコ民族史 このような「東西」軸の見方に対して、歴史家間野英二は中央アジア住民が意識していたのはむしろ、北方遊牧民との関係であり、南北軸の見方を提唱しながら、東のゴビ砂漠、西のカスピ海、南のコペト・ダウ、ヒンドゥークシュ山脈、コンロン山脈、北のアルタイ山脈とカザーフ草原に囲まれた地域を、中央アジアとした。
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