東朝鮮暖流
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東朝鮮暖流[1] [2](ひがしちょうせんだんりゅう、英:East Korea Warm Current)は対馬海流の続流が韓国東岸に沿って北上し、鬱陵島の北方で向きを変え、北朝鮮寒流(北鮮寒流)とのあいだに潮境を作りつつ、北緯39度から北緯40度付近を東進する海流。対馬暖流第3分岐ともいう。鬱陵島付近では流速1ノットに達することがある。
1934年の文献で東鮮暖流(とうせんだんりゅう)の用語が初めて用いられ、高等学校教科書を含む多くの出版物で用いられてきたが、差別的な表現との見方があり、1992年の文部省『学術用語集』から削除された[1][2]。
脚注
- ^ a b 川合英夫「民族差別語と見なされた「東鮮暖流」「北鮮寒流」等の海流名の由来と代替名」『海の研究』第10巻第4号、日本海洋学会、2001年、333-339頁、CRID 1390001204380900736。
- ^ a b 平啓介「「北朝鮮寒流」・「東朝鮮暖流」の名称提案」『海の研究』第9巻第5号、日本海洋学会、2000年、273-274頁、 CRID 1390001204380442368。
外部リンク
- 川合英夫 (2001). “民族差別語と見なされた「東鮮暖流」「北鮮寒流」等の海流名の由来と代替名”. 海の研究 (日本海洋学会) 10 (4): 333-339. doi:10.5928/kaiyou.10.333.
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