東グリーンランド海流とは? わかりやすく解説

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東グリーンランド海流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 15:57 UTC 版)

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図下側から北赤道海流メキシコ湾流北大西洋海流→北上し東グリーンランド海流・東進しノルウェー海流

東グリーンランド海流(ひがしグリーンランドかいりゅう、: East Greenland Current)は、グリーンランドの東側の陸棚上を南下する典型的な寒流である。

水温は摂氏-1.5度~2度で、塩分は34.9~31.0という低温、低塩分の特性はデンマーク海峡まで保存されている。アイスランド西方ではイルミンガー海流と混合するため水温も塩分も急速に高くなる。また、スピッツベルゲン島南方において一部が南東に向かい、ノルウェー海流と接しその間に複雑な渦流を生ずる。流速は0.5ノット、流量は毎秒約350万トン北極海から流出する海水の大部分はこの海流によるものである。

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