東京電力パワーグリッドとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 08:11 UTC 版)
「北陸電力送配電」の記事における「東京電力パワーグリッドとの関係」の解説
東京電力パワーグリッドの154 kV栃尾線は、北陸電力の栃尾発電所(岐阜県高山市奥飛騨温泉郷にある水力発電所)から安房峠を越えて東京電力リニューアブルパワーの霞沢発電所(長野県松本市にある水力発電所)に達する送電線である。 北陸電力の中崎発電所、栃尾発電所、富山共同自家発電株式会社の葛山発電所、見座発電所が50 Hz・60 Hz両用である(いずれも岐阜県高山市、神通川水系の水力発電所)。関東方面に電気を融通する際は、これらの発電所を50 Hzで運転し、栃尾線を通じ、送電する。 北陸電力送配電の設備と東京電力パワーグリッドの設備との間に周波数変換設備はないため、両者間で直接融通できる電気は、50 Hz・60 Hz両用の水力発電所で発生する電気に限られる。
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