東京外環自動車道の整備効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 08:23 UTC 版)
「東京外環自動車道」の記事における「東京外環自動車道の整備効果」の解説
環状道路は、通過交通の都心部への流入を抑制し、慢性的な渋滞が発生していた都心部の都市機能を再生する効果や、災害や事故等で一部区間が不通になっても迂回路を確保できる効果など、多くの機能と効果がある。2018年6月2日には三郷南IC - 高谷JCT間(千葉区間)が開通し、4つの放射道路(東関東道・常磐道・東北道・関越道)が当自動車道経由で結ばれ、外環の約6割が完成した。 国土交通省は外環道について、沿線に立地する物流施設が約5.5倍に増加し、中央環状内側の首都高(中央環状含む)の渋滞損失時間が約3割減少するなど物流の円滑化や、千葉県へのアクセス経路のうち5割が外環道を利用して埼玉・北関東方面から訪れる為観光客の増加に寄与、国道298号に並行する県道での交通事故件数が約3割減少し安全性が向上するなど多くの整備効果があったと分析している。
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