東京プロジェクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/06 08:51 UTC 版)
「東京プロジェクト」は、世界の医療団が、NPO 法人「TENOHASI」及び、「べてぶくろ」(べてるの家・NPO法人セルフサポートセンター浦河)と協力し、障害のある路上生活者が路上から脱し、安定した地域生活を営むために、さまざまな日中活動や当事者研究などのプログラムを導入したプロジェクトである。「東京プロジェクト」は世界の医療団が国内で初めて実施したプロジェクトで、2008年9月と2009年10月の2回に渡り、東京都豊島区池袋で行われた調査の結果から、「ホームレス」状態にある人々の中に占める知的障害、精神障害がある人の割合が、一般より高いことが明らかになったことを受け開始された。 2008年末の調査によれば、調査協力したホームレスの60%がなんらかの精神症状があることが明らかになり、また半数以上に自殺のリスク、24%が特に危険な状態、32%が過去実際に自殺を企図したことが判明した。
※この「東京プロジェクト」の解説は、「世界の医療団」の解説の一部です。
「東京プロジェクト」を含む「世界の医療団」の記事については、「世界の医療団」の概要を参照ください。
- 東京プロジェクトのページへのリンク