当事者研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 17:00 UTC 版)
当事者研究(とうじしゃけんきゅう)とは、北海道浦河郡浦河町にあるべてるの家と浦河赤十字病院精神科ではじまった、主に精神障害当事者やその家族を対象とした、アセスメントとリハビリテーションのプログラムであり、その構造はSST、認知行動療法、心理教育、ストレス脆弱性モデル、ストレングスモデル、ナラティブアプローチ、スキゾフレニクスアノニマスなどを基礎としていると評価されている。一方で、その主体はあくまで「当事者」であり、自身の「研究」に軸があるため、専門家や医師による支援アプローチとは一線を画している。と言われているが、べてるの家設立者で精神保健福祉士の向谷地生良の思い付きが発端の独自理論である。医学的、心理学的信憑性は低い。医学的な心理療法とは言えない。
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