本光寺 (品川区)とは? わかりやすく解説

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本光寺 (品川区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/17 13:29 UTC 版)

本光寺
所在地 東京都品川区南品川4-2-8
位置 北緯35度36分55.5秒 東経139度44分26.5秒 / 北緯35.615417度 東経139.740694度 / 35.615417; 139.740694座標: 北緯35度36分55.5秒 東経139度44分26.5秒 / 北緯35.615417度 東経139.740694度 / 35.615417; 139.740694
山号 経王山[1]
宗派 単立寺院
本尊 十界曼荼羅
創建年 1382年(永徳2年)[1]
開山 日什[1]
法人番号 6010705000222
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本光寺(ほんこうじ)は、東京都品川区南品川にある、単立寺院。山号は経王山。

概要

往時は、真言宗といわれ、室町時代日什により、法華宗に改宗し、経王山本光寺と改称したという。徳川家光が本光寺を訪れ、本光寺18世・日啓と増上寺・意伝が東海寺沢庵宗彭の立会いのもと、念仏無間の問答(品川問答)をした[2]。近年、南米アルゼンチンに流出していた上行寺の祖師像が、本光寺へ遷座された[3]。現住は45世木村康之貫首。什師法縁。

歴史

  • 1382年(永徳2年)本光寺が創建する。
  • 1642年(寛永19年)本光寺18世・日啓と増上寺・意伝が念仏無間の問答(品川問答)をする。
  • 1668年(寛文8年)妙満寺の江戸触頭となる。
  • 1690年(元禄3年)梵鐘を鋳造する。
  • 1923年(大正12年)関東大震災により、本堂が倒壊する。
  • 1926年(大正15年)本堂を再建する。
  • 1941年(昭和16年)顕本法華宗と本門宗日蓮宗が三派合同し、日蓮宗と公称する。本光寺は本山となる。
  • 1948年(昭和23年)日蓮宗を離脱する。塔頭・清光院は日蓮宗に残留する。
  • 1968年(昭和43年)本堂を再建する。
  • 1985年(昭和60年)三重塔と宝塔を建立する。

文化財

  • 木造日蓮聖人坐像(品川区指定有形文化財)[4][5]

旧末寺

日蓮宗は昭和16年に本末を解体したため、現在では、旧本山、旧末寺と呼びならわしている。

  • 大乗山清光寺(品川区南品川)塔頭
  • 信弘山本念寺(文京区白山)
  • 法光山善慶寺(大田区山王)
  • 宝光山本榮寺(品川区南品川)

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c 新編武蔵風土記稿 南品川宿上.
  2. ^ 万松祖録(寛永19年2月19日)
  3. ^ 日蓮宗新聞社(1996年6月1日)
  4. ^ 品川地区の指定文化財.
  5. ^ 品川区指定文化財(品川地区)写真”. 品川区 (2012年11月26日). 2013年6月10日閲覧。

関連文献




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