木版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/21 07:45 UTC 版)
唐代に興起した木版印刷術が宋代において隆盛した際、著者の自筆を彫刻するのではなく、能書家の書風に倣って書体の様式を統一するようになった。それは刊行地ごとの独自の書体を生むことになり、蜀刊本(四川刊本)では顔真卿の書風(顔体)、浙江刊本では欧陽詢の書風(欧体)、福建刊本では柳公権の書風(柳体)に近似していた。
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