木津川運河とは? わかりやすく解説

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木津川運河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/18 16:55 UTC 版)

木津川運河
船町渡船場
水系 一級水系 淀川
種別 一級河川
水源 木津川
河口・合流先 大正内港
流域 大阪府大阪市大正区
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木津川運河(きづがわうんが)は、大阪府大阪市大正区南部に位置し、木津川大正内港を結ぶ運河。長さ1,832m、幅員80m、水深O・P(大阪湾中等潮位)1.8m[1]

地理

大阪市大正区と住之江区の境界を成す下流の木津川から分かれ、大正区南恩加島・鶴町と工場地帯の船町間を西へ流れる。その途中、北から大正内港が合流し、大阪港に流れる。

歴史

明治30年(1897年)より開始された大阪港の第1次修築付帯工事の一環として開削された。大正2年(1913年12月に着工、大正5年(1916年3月に完成した。

その後、当運河付近の木津川運河駅と大正橋駅間[注 1]を結ぶ大阪市電松島南恩加島線が大正7年(1918年10月26日に開通した。その後、昭和42年(1967年8月1日の当線廃止とともに木津川運河駅は姿を消した。

渡船

鶴町・船町間で、両岸を結ぶ公営渡船が市営で運航されている。歩行者及び自転車専用で、無償。建設局による運航。

  • 船町渡 大正区鶴町1丁目 - 大正区船町1丁目 日中15分毎。船はふなづるが就航している。

大阪市の渡船については、大阪市の公営渡船も参照。

橋梁

  • 大船橋

脚注

注釈

  1. ^ のちの大正11年(1922年10月15日に、松島町二丁目駅(現在の西区松島二丁目)まで延伸開業された。

出典

  1. ^ 『区制60周年記念誌 わがまち大正』 p.35

参考資料

  • 『区制60周年記念誌 わがまち大正』大正区役所編 1992年発行
  • 『わたしたちのまち大正区』大正区役所編 2007年発行 (大正区年表 p.59 - 63)

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