木本と草本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 07:24 UTC 版)
木本と草本をどう区別するかについては、いくつかの説があるが、一つの考えとして、二次肥大成長が行われるかどうかを以て区別する、というものがある。いわゆる草は茎が太らない、という風に考えるものである。裸子植物がすべて二次肥大成長を行って樹木になる、という点から見ると、被子植物に多く見られる草本は二次肥大成長をあえて失って草本化した、と見ることもできる。 この観点で見れば、例えば高山植物の背の低いものにも多くの木本があることになる一方、竹は絶対に草である。いずれもやや常識との間に問題を生じそうであるが、この問題に関しては、どの説も一長一短である。
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