朝儀の場と種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/05 17:01 UTC 版)
朝儀とは、朝堂においておこなわれた、さまざまな公の儀式の総称である。朝儀は大きく、 天皇即位儀、元日朝賀、任官、叙位、改元の宣詔、告朔などの朝拝を中心とする儀式 節会や外国使への賜饗などの饗宴を中心とする儀式 に二分される。 奈良時代において、1.は天皇が大極殿に御し、大極殿門をはさんで朝廷には文武百官が列を組んで立ち並ぶかたちとなり、2.は大極殿門に天皇が出御し、朝堂が臣下のいる場所となった。平城宮におけるこの2つの形態は、平安時代の大内裏にも継承され、1.は朝堂院、2.は豊楽院にて執りおこなわれることとなった。
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