曽我の隠れ石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 23:31 UTC 版)
「菅原神社 (小田原市)」の記事における「曽我の隠れ石」の解説
境内のイチョウの木の下にある。正確な縁起は不明だが曽我兄弟が姿を隠した石と言われる。題字は高田早苗の揮毫である。曽我五郎・十郎兄弟は、工藤祐経を父の敵として付けねらっていた。あるときこの地で、伊豆・箱根に代参して鎌倉に戻ろうとしていた工藤の一行と出会い、本懐を遂げるつもりであったが、警固が厳しく近寄れないので近くの大石に姿を隠した。この兄弟が身を潜めた石と言う伝説がある。この石はもともと本社南側の古道傍にあったが、大正6年(1917年)の国鉄熱海線の工事の際に埋没していたところを発見され、一部を本社の境内に運んだものである。大正12年(1923年)の関東大震災で倒壊したが、大正15年(1926年)に再建されている。
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