曇摩蜜多の観無量寿経
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 07:25 UTC 版)
『観無量寿経』1巻 劉宋の曇摩蜜多訳。残存していない。『開元釈教録』(編纂:智昇)に収録され存在したとの説もあるが、早く散逸した訳経録からの記載であり、『高僧伝』の曇摩蜜多の条にも訳出経典として挙げられていない。よって訳者の混同により二訳ありとの過失が生じたものと考えられ、畺良耶舎訳のみが存在すると考えるのが通説である。 その他に、後漢訳と東晋訳が存在したとの記録があるが、いずれも残存していない。
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