暫定王座を極力作らない
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 03:27 UTC 版)
「国際ボクシング連盟」の記事における「暫定王座を極力作らない」の解説
1999年に起こった贈収賄事件を機に、暫定王座の設置基準についてより厳格なものに定めており、(WBCのアルベルト・ダビラVSキコ・ヒメネス戦とほぼ同時期の)1983年創立以来暫定王者は2013年3月31日JBC非公認団体だった時代30年間で6人に過ぎない(うち2人は創立から16年後に起きた事件の前の出来事。ただし、しばし1・2位を空位にして2014年4月4日大場浩平VSランディ・カバジェロや2015年6月10日和氣慎吾VSマイク・タワッチャイ的な指名挑戦者決定戦を行っており、代替策と見る向きがある)。WBA・WBC・WBOとは異なり、暫定王座を極力作らない方針を採っている。1999年の贈収賄事件後にランキング見直しを施した際、より厳格な制度に改められ、以降は負傷など正当な理由のない暫定王座を設けていない(他3団体の暫定乱立はIBF事件以降特に激しくなった)。そのため、IBF暫定王者はロビー・リーガン、ザブ・ジュダー、シャンバ・ミッチェル、フリオ・ディアス、ロバート・アレン、ジョンリル・カシメロ、ビクトル・ラミレス、リー・ハスキンス、ミラン・メリンド、アンドレ・ディレル、ホセ・ウスカテギ、岩佐亮佑の12名と極めて少ない。このうちリーガンとジュダーについては捜査が入る以前の暫定王者である。
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