暦における暦年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 05:06 UTC 版)
太陽年の長さは約365.24219日(2000年元期)と半端な日数である。通常は1日の長さは固定されているため、暦における1年の長さは1日の整数倍とする必要がある。このように1日の整数倍となった暦上の1年を暦年という。暦法によって暦年は異なるが、概ね以下の日数になる。 太陽暦 - 平年365日、閏年366日 太陰暦(ヒジュラ暦) - 平年354日、閏年355日 太陰太陽暦 - 平年354日または355日、閏年383日または384日 なお、歴史上確認される暦でもっとも短かったのは、ローマ暦の304日(ただし、不定の日付なしの時期があったために、305日目が新年と言うことではない)とされ、ユリウス暦改暦時にこれを調整するために紀元前46年の暦年は455日間とされた。これが歴史上もっとも長い暦年とされている。
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