春日版とは? わかりやすく解説

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かすが‐ばん【春日版】

読み方:かすがばん

平安末期から鎌倉期にかけて、奈良興福寺刊行され経典類。春日神社奉献されたものが多いところからいう。

広く奈良の諸寺で開板された版本総称


春日版

読み方:カスガバン(kasugaban)

平安時代後半から鎌倉時代奈良経巻類。


春日版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/11/06 15:08 UTC 版)

春日版(かすがばん)とは、平安時代後期から鎌倉時代にかけて興福寺を中心とした奈良の寺院で印刷・出版された経典などの仏教書類のこと。広義においては、江戸時代までのものを含む場合もある。「春日」とは、藤原氏氏社である春日大社のことで、同じく藤原氏の氏寺であった興福寺において完成した書物を春日大社に奉納したこと、あるいは刊記や巻末の識語に春日大社に祀られている春日明神への詞が記されていることに由来する(ただし、「春日版」という言葉は近代歴史学における呼称である)。なお、興福寺には2700枚以上の版木が残されており、重要文化財の指定を受けている。




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