叡山版とは? わかりやすく解説

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えいざん‐ばん【×叡山版】

読み方:えいざんばん

比叡山延暦寺、のちには門前書店から刊行され仏書漢書総称鎌倉時代の「法華三大部」が知られる比叡山版


叡山版

読み方:エイザンバン(eizanban)

寺院の僧が開版した非営利書物総称

別名 寺院版


叡山版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/12 23:22 UTC 版)

叡山版(えいざんばん)とは、中世から近世にかけて比叡山延暦寺及びその子院で刊行された書物のこと。

概要

鎌倉時代に発生したとされ、最古のものとして承詮という延暦寺の僧侶が日吉大社に奉納するために弘安2年(1279年)から17年かけて刊行した法華三大部及びその注疏90巻が知られている。近世初期(慶長元和年間)に木活字を用いた古活字版が延暦寺やその子院で盛んに刊行された。寛永年間以後、刊行の担い手は寺院から比叡山門前の本屋に移っていった。

参考文献

  • 柴田光彦「叡山版」(『日本歴史大事典 1』(小学館、2000年) ISBN 978-4-09-523001-6

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