旧 朝鮮銀行大連支店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 03:56 UTC 版)
「大連中山広場近代建築群」の記事における「旧 朝鮮銀行大連支店」の解説
コリント式オーダーが並ぶルネサンス様式の建物。朝鮮銀行は日本統治領での中央銀行としての機能を担っており、大連支店の業務拡大に伴って建物を新築した。戦後、朝鮮銀行が解散した後も建物は銀行として使用され、現在は中国工商銀行中山広場支行が使用している。 設計者は朝鮮銀行の建築顧問として多くの銀行建築を手がけていた中村與資平。京城に建築事務所を構えていた中村は、この新築工事のために1917年に大連出張所を開設した。なお、1922年に中村が活動拠点を日本に移した際に、同出張所を部下の宗像主一に譲っている(中村宗像建築事務所)。 設計 - 中村與資平(中村建築事務所) 施行 - 中村建築事務所 竣工 - 1920年 構造 - 鉄筋煉瓦造3階建 延床面積 - 5,278m2
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