旧運営の経営状態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 16:25 UTC 版)
「ラグーナテンボス」の記事における「旧運営の経営状態」の解説
かつて運営母体だった蒲郡海洋開発は開業前に債権放棄を受けた日本初の会社であり、その際に全ての債務をトヨタ自動車が引き受けた。その後も経営不振は続き、減損会計に伴う大幅な債務超過解消のための増資を愛知県や蒲郡市、トヨタなどの民間企業に求め、約140億円の増資が行われている。2004年には本格開業3年目にして単年度で営業黒字となり、06・07年度には2期連続営業黒字となるが経常黒字化には至らず、債務超過は2012年度末で78億円まで増加。その後、後述の運営の譲渡などを経て2015年度に解消している。 2014年8月1日、ラグーナテンボスが蒲郡海洋開発から主要3事業を引き継いで、商圏内の観光資源や交通輸送機関との提携による利便性を向上させ、黒字決算を目指している。同年11月には残りの2事業が蒲郡海洋開発からラグナマリーナに事業譲渡された。なお、譲渡元の蒲郡海洋開発は2015年1月1日に解散し、2015年2月18日、名古屋地方裁判所豊橋支部より特別清算開始決定を受け倒産となった。
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