旧ダム案
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/13 09:52 UTC 版)
1967年(昭和42年)に福井県が計画した足羽川ダムの原案。足羽川本川に建設が計画され、後に建設省(現・国土交通省)が多目的ダムとして実施計画調査を行う。重力式コンクリートダムでダムの高さは80m。水没世帯数は220戸となり反対運動が大きかった。1994年(平成6年)に建設に着手したが、公共事業再検討の波の中、建設省近畿地方建設局の諮問機関「足羽川ダム建設事業審査委員会」は、足羽川にはダムが必要だが、現行のダム建設地点では犠牲が大きすぎるため建設は認められないとの答申を1997年(平成9年)に下した。これによりダム建設は凍結された。
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