日野・A05Cエンジンとは? わかりやすく解説

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日野・A05Cエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/01 10:24 UTC 版)

日野・A05Cエンジン
生産拠点 日野自動車
製造期間 2015年-(国内向け)
タイプ 直列4気筒SOHC16バルブ
排気量 5.123L
内径x行程 112.0mm x 130.0mm
圧縮比 17.5
最高出力 191kw(260ps)/2,300r/min
最大トルク 882{N・m}(90kgf・m)/1,400r/min
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A05Cエンジンは、日野自動車が製造するディーゼルエンジンである。専ら中型車全般、及び大型路線車のハイブリッド車型と貸切9m車型に搭載されている。

概要 

2015年に登場。 同社の中型トラック「レンジャー」、大型路線バス「ブルーリボン(2代目)」ハイブリッド車)、大型観光バス「セレガ」(9m車、2DG/2KG車以降)、中型観光バス「メルファ」(2DG車以降)並びにいすゞ自動車の大型路線バス「エルガハイブリッド(2代目)」、大型観光バス「ガーラ」(9m車、2DG/2KG車以降)、中型観光バス「ガーラミオ」(2DG車以降)に搭載されている。

2022年3月HC-SCR車において排気ガス性能の劣化耐久性試験においてデータ不正が発覚し、出荷を停止した。1951年道路運送車両法施行後初の型式指定の取り消しとなった[1][2]。同年8月にも尿素SCR車でも不正が発覚し、出荷停止となった[3]

ラインアップ 

型式 排気量 最高出力(ネット値)
[kW(PS)/rpm]
最大トルク(ネット値)
[N・m(kgf・m)/rpm]
製造期間 備考
A05C-TC(A5-Ⅲ) 5,123 191(260)/2,300 882(90,0)/1,400 2015-
A05C-TC(A5-Ⅳ) 177(240)/2,300 883(85,0)/1,400
A05C-TC(A5-Ⅴ) 177(240)/2,300 794(81,0)/1,400
A05C-K1 184(250)/2,300 834(85,0)/1,400

すべてインタークーラーターボ付きである。A05C-K1は電動機との併用によるハイブリッド方式である。

関連項目 

外部リンク

脚注




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