日本経済新聞でのディスクレビュー掲載
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「BEACON」の記事における「日本経済新聞でのディスクレビュー掲載」の解説
2021年9月7日、日本経済新聞にてディスクレビューが掲載された。 (ディスクレビュー)宗教的な雰囲気 陶酔感たっぷり 平沢進「BEACON」■平沢進「BEACON」(テスラカイト) 1980 年代にテクノ音楽グループ「P-MODEL」でブームを巻き起こしたミュージシャンは、60代後半を迎えた今なお創作意欲の衰えを知らない。6年ぶりの新作では、平沢流オペラ とでも言うべき前衛的で濃密な世界を描いている。勇ましいメロディーのなかに一抹の不気味さを抱えた表題曲から始まり、不安をあおるような展開が続く。明瞭な高音ボイスと重厚なコーラスは宗教的な雰囲気を醸し、不穏な楽曲の中で独特の爽快感を生んでいる。時折挿入される平沢の語りは心に直接語りかけるような怪しい空気で、作品の世界に身も心も委ねることを誘っているかのようだ。最後を飾る「記憶のBEACON」はカタルシス たっぷり。歌詞も難解だが、聴くほどに不思議な陶酔感にひたれる。(北) 2021年09月07日、日本経済新聞より
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