日本店頭証券
店頭株には、証券取引所のように証券会社が受けた株式の注文を集めて売買する場所がありません。そこで同様の役割を担うものとしてできたのが「日本店頭証券」です。設立は1976年で、全国の証券会社が出資して同年7月から営業を開始しました。店頭株の取引の9割以上が同社の仲介によるもので、取引所的な機能を十分に果たしていましたが、日本版金融ビッグバンを受けて1998年12月に施行された改正証券業法により、店頭市場の開設者が日本証券業協会に限定されたことから、そのままのかたちでは営業できなくなりました。そこで「ジャスダック・サービス」と名前を変えて、日本証券業協会から業務を委託するかたちで仲介業務を続けています。
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