日本人の釈放
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 10:23 UTC 版)
8月5日に報復措置の結果が英本国の内閣に報告され、英外務省は、日本で拘置されている英国人が7人となったため、逮捕した日本人の一部を解放してよい、との見解を示した。 同日、ロンドンで逮捕された日本人2人のうち1人(槙原さとる)が証拠不十分だとして釈放された。 ヤンゴンで逮捕された「こくぶしょうぞう」は、1週間ほど中央刑務所に拘置された後、尋問を受けることなく、8月8日に国外追放になり、シンガポールに連行されて日本郵船の神戸行きの船に乗船し、日本に帰国した。 8月に逮捕された日本人は、拘置期間が過ぎるとそのまま釈放されたり、国外追放になったりした。 9月12日に、ロンドンで逮捕された「たなべしゅんすけ」が釈放された。 9月21日に、シンガポールで逮捕された小林猪四郎は7週間の拘束の後に釈放され、東方通信社の業務に復帰した。 10月30日に、香港で逮捕された山口げつろうがロンドンからの指示により解放された。
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