日本ビクターとの経営統合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 00:46 UTC 版)
「ケンウッド」の記事における「日本ビクターとの経営統合」の解説
2006年12月、松下電器産業(現・パナソニック)から日本ビクターを買収する交渉に入ったという報道がなされたが、最終的には条件が折り合わず見送った。 2007年7月24日、日本ビクターが8月10日に総額350億円の第三者割当増資を行い、2008年に持株会社による経営統合することを前提に、ケンウッドが200億円、スパークス・グループが150億円を引き受け、業務・資本提携で合意。10月1日、折半出資で技術開発合弁会社、J&K テクノロジーズ株式会社を新設。カー及びホームエレクトロニクス技術開発のコラボレーションがスタートした。 2008年6月27日、10月1日に共同持株会社・JVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社(本店は横浜市のビクター本店内)を設立し、経営統合することが株主総会で承認された。ケンウッド及びビクターは9月25日に上場廃止。共同持株会社であるJVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社が10月1日に設立・上場され、ケンウッドは同社傘下の事業会社となった。 2011年5月13日、10月1日にケンウッドを含む3事業会社と、JVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社(8月1日に株式会社JVCケンウッドに改称)が合併する計画が発表された。10月1日に予定どおり合併が行われ、株式会社ケンウッドなる法人は65年の歴史に幕を下ろした。
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