日本の延縄漁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/30 18:31 UTC 版)
日本での延縄漁の起源ははっきりしていないが、古くから行われており、『古事記』や『古今集』にもその記載がある。古くは、千尋縄ともよばれた。しかし、室町時代以降は、漁網が発達し、小型魚に対する底延縄による漁は次第に衰退し、マグロなどの大型魚を狙う漁を除いては、網を張ることが難しい岩礁帯で使われることに限られていた。 しかし、網による漁はその効率良さや、狙った魚以外も引き上げてしまうため、漁業資源の枯渇が問題となっている。スケソウダラなどでは延縄による漁に限るなど、延縄漁法への見直しが行われてもいる。
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