日本におけるカーキ色
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/11 00:21 UTC 版)
日本では、1906年(明治39年)に陸軍がそれまでの濃紺に代えて採用した帯赤茶褐色(黄土色) がカーキ色として紹介された。これは当時の主戦場であった中国大陸の黄土の色に合わせたものである。このため日本語でカーキ色と言う場合には欧米のそれよりもかなり赤みの強い色を指すこともあり、旧制神戸一中および二中では、作業服などに用いられるオレンジ系の色 を「カーキ色」と称して学生服に採用している。なお、1920年(大正9年)以降の陸軍軍服に用いられるようになった帯青茶褐色 は「国防色」と呼ばれ、上記のカーキ色とは区別されることが多い。
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