日本での輸入増加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:12 UTC 版)
チリワインは日本国内でも、輸入時に関税がかからない、チリの人件費が欧州に比べて安い、恵まれた気候条件によるブドウの質の高さなどから、コストパフォーマンスの良いワインとして親しまれている。 2007年9月に締結された日本・チリ経済連携協定により、12年間で段階的に関税が削減され、2019年4月には完全撤廃となった。このことは日本がチリワインの輸入量を大きく増加させるきっかけとなった。2016年には、国内輸入量がフランスワインを上回り第1位となった。 ただし、2019年2月に発効した日本・EU経済連携協定により、欧州産ワインの関税が撤廃されたことから、2019年のチリワインの輸入量は前年比で減少に転じた。また2020年1月に発効した日米貿易協定により、今後は米国産ワインの関税も撤廃される方針となっている。
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