日本での販売断念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/14 05:39 UTC 版)
セチリスタットは、日本でも治験が実施され、2012年10月に武田薬品工業により、商品名「オブリーン」で承認申請され、2013年9月に厚生労働省により承認された。薬価収載は2013年中にされると思われ薬価も決定していたが、中央社会保険医療協議会では上記の効果の内体重減少のみに着目され、セチリスタットの有効性や保険医療上の必要性が問われ、薬価収載が認められず、異例の収載保留となった。 2018年7月13日に武田薬品工業は、薬価収載が見込めないことを理由に、日本での開発・製造・販売権を、導入元企業のオランダのノルジーンに、2018年10月13日付で返却すると発表した。
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