日本からの資本参加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 07:28 UTC 版)
「ノーザンリーグ」の記事における「日本からの資本参加」の解説
2004年4月、アメリカで野球学校「インターナショナル・ベースボール・アカデミー」を経営する三沢博明とIT企業社長の樋口直人がカルガリーに設立した会社に対し、リーグはチームのフランチャイズを与えた。彼らは「カルガリー・フォース」という名前の新球団を設立し、日本からも選手を集めた上で2005年から加盟する予定であった。2004年10月には大阪の万博公園野球場でトライアウトも実施している。 この「カルガリー・フォース」の顧問には江本孟紀が就任する予定となっており、三沢と樋口はこの球団の経営と連動して日本でも独立リーグの日本独立リーグを設立・運営する構想を持っていた。これらの動きに呼応して、リーグも2005年度のウィンターミーティングを2004年10月に東京で開催した。 しかし、彼らがリーグに約束した本拠地スタジアムの改修(工費は1000万ドル)をはじめとする具体的な動きがなく、2004年12月の段階でも最小限のスタッフしかいなかった。このため、リーグは二人の会社に与えたフランチャイズを取り消し、地元の経営者にチームを委ねることになった。チームは2005年にカルガリー・ヴァイパーズとして発足した。上記のトライアウトの報道では10人程度を合格させるとされていたが、合格者のその後については不明である。
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