日付・年数表現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 04:18 UTC 版)
元号の後に年数を続ける。ただし1年は「○○元年」とするのが普通(特に縦書きの場合)。また、横書き固定長の場合、1桁の年数は月数や日数と同様、0または空白を詰めて、(「02年」「 2年」のように)2桁とする。 大化以前および大宝以前の元号の空白期間は、天皇の名を元号の代わりに使うのが慣例である。たとえば、十七条憲法が公布された西暦604年は「推古(天皇)12年」のように表す。 明治以降の元号を表す表現としては、漢字1字の略記(明・大・昭・平・令)や英字1字の略記(M・T・S・H・R)も使われる。これらの略記は JIS X 0301 で規定されている。なお、明治の前の元号は慶応、その前は元治であるが、それらの略記はJISには含まれておらず、期間がごく短いこともあいまって実際に使われることはほぼない。 数十年先の未来の年数表現に元号を用いた場合、(今後の改元などは想定できないことから)3桁以上にもなりうる。たとえば、平成の元号を用いて西暦2100年を表現した場合、平成112年とせざるを得なかった。
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