旅館・宿舎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 14:58 UTC 版)
天城旅館(旧天神町北組) - 1874年創業。元安川に面し1000坪以上の敷地に木造3階(地下1階)建て、60以上の部屋をもつ壮大な旅館で、現在の平和記念資料館東館の北東に位置していた。被爆当時は軍用旅館になっていた。戦後は中区上幟町に移転し料亭となった。 吉川旅館(旧中島本町) - 吉川晃司の祖父母が営んでいた旅館である。相生橋そばの木造3階の壮大な建物で現在の原爆ドームのほぼ対岸に位置していた。原爆投下の1ヶ月前に吉川の祖母は疎開のため船本家に旅館を売却したが、新たな所有者の舩本一家は被爆し、買主の舩本治郎一は1947年5月29日に放射線障害と思われる症状により、被爆時の従業員赤松アキは被爆当日に死去した。このため旧中島本町の復元地図には吉川旅館(舟本家)と記されている。
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