施設ゲレンデ内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 02:06 UTC 版)
「ららぽーとスキードームSSAWS」の記事における「施設ゲレンデ内」の解説
空調設備によってゲレンデ内の気温は通常は-4〜-3°C程度、真夏の日中でも-2°C程度に保たれ、一年を通じて真冬の雪質を味わうことができた。降雪設備は天井部のスプレー式の霧吹きから吹かれた微細な水滴に直接低温の風を当てることにより、本物のパウダースノーに近いものを降らせるもので、当時としては世界に類を見ないものだった。また、一般的に人工スキー場の積雪は溶けて底の床の部分で厚い氷となって溜まってしまい、休業時などに全て溶かすか、掘り出して適宜破砕する必要がある。しかし、ザウスの場合は雪の下にメッシュを敷いた排水設備を設置し、積雪の最下部から自然に解けて氷が溜まらないようになっていた。一般施設とゲレンデの間には複数の密閉型の回転ドアがあり、ゲレンデ内を低温に保つ役割を果たしていた。ゲレンデ内は、リフト2基、ベルトコンベア(エスカレータータイプ)1基を備えており、料金は時間制であった。
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