新作映画・ドラマの誘致活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 06:39 UTC 版)
「フィルムツーリズム」の記事における「新作映画・ドラマの誘致活動」の解説
ロケ地、原作地が話題を呼び、観光客が押し寄せる現象が見られるところから、映像を地域のPRの手段と捉えて、自分たちの街や地域を映像に収めてもらおうと、ロケ撮影を誘致し、また作品完成・公開後はロケ地を観光資源として広くPRすることによって、観光客の誘致を図ろうとする動きがある。誘致する側としては、特別な予算や資源を必要としない点で、優れた地域活性化の手法である。またロケを誘致することによって生じる、ロケ隊の消費する金額も重要であり、『ラスト サムライ』のロケが行われた姫路市の経済効果は約1億470万円に上った。 ロケ地誘致や、ロケ活動の支援を担う「フィルム・コミッション」(FC)が、地方公共団体・観光協会・商工会議所などを中心として組織されている。このほか、ロケ地マップの作成や、ロケ地をめぐるモデルコースの設定等が行われている。ただし、フィルムツーリズムはうまくいった地域もあるものの、一過性に終わることが多いのも事実である。
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