文学における端役
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 01:16 UTC 版)
文学作品において端役とされる場合、その活動が描かれにくいうえに主役、脇役に次ぐ三次的な登場人物を指す。活動がある登場人物は主役・脇役と認知されるため、一場面二場面程度の登場人物が端役とされることが多い。 しかし、『源氏物語』のように大部の作品の場合、比較的長期間登場していても、その積極的な活動が認めがたい場合や、作中でその人物に対して省筆が断られている場合は、端役とされるケースがある。 話の本筋に関わることが少ないために見過ごされがちであるが、端役によって作品に奥行きが生み出されることも多い。
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