文化的な象徴として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 23:27 UTC 版)
イギリスではチャールズ2世の勅令で、最低6羽のワタリガラスがロンドン塔で飼育されており、「ロンドン塔からワタリガラスがいなくなるとイギリスは滅びる」というジンクスがある。2006年には鳥インフルエンザから保護するためにロンドン塔から一時避難させられた。ロンドン塔の衛兵ヨーマン・ウォーダーズの中には、ワタリガラスの世話をする「レイヴンマスター」という役職がある。 ワタリガラスは、ブータンの国鳥である。 アラスカ州の先住民の中には、ワタリガラスをトーテムとする部族がある。北米太平洋岸北西部の先住民の神話に登場するワタリガラスはトリックスターの属性を持っている。 英語圏ではNFLのボルチモア・レイブンズとオタワのカールトン大学がワタリガラスをマスコットとしているほか、米軍の軍艦や電子戦機の名称や人名として用いられている。詳しくは「レイヴン (曖昧さ回避)」を参照。
※この「文化的な象徴として」の解説は、「ワタリガラス」の解説の一部です。
「文化的な象徴として」を含む「ワタリガラス」の記事については、「ワタリガラス」の概要を参照ください。
- 文化的な象徴としてのページへのリンク