教養・文化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 08:10 UTC 版)
教養・学問にも熱心で、三条西実隆から歌道の師事を受け、三略の講義を足利学校で受けた。歌を詠ませれば著名な歌人さえも感心させた。蹴鞠作法は権中納言・飛鳥井雅綱から伝授されている。天文20年(1551年)4月、氏康に接見した南禅寺の僧・東嶺智旺はその傑物ぶりを「太守・氏康は、表は文、裏は武の人で、治世清くして遠近みな服している。まことに当代無双の覇王である」と高く評価している。 後水尾天皇の勅撰と伝えられる『集外三十六歌仙』の30番に一首を採られている。 中々にきよめぬ庭はちりもなし かぜにまかする山の下いほ — 集外三十六歌仙、30.閑居 北条氏康
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