政策活動費を巡る批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 15:45 UTC 版)
2020年に維新の会は政策活動費の名目で馬場ら党幹部に4,497万円を支出しており、このうち4,280万円は馬場への支出だった。2019年にも馬場らに5,868万円が支出されており、維新の創設者である橋下徹は2021年11月にtwitter上で「非公開で法にのっとって適切に処理しているという態度は維新ではない。古い永田町住人そのものだ」と指摘し、使途の公開を要求。橋下は「維新国会議員幹部の数千万円の交際費的な金の使い方について組織内でチェックできないというのは異常な状況です」「これまでの維新国会議員団(オールド維新)も含めて、自分たちが税金をムシャムシャ食べることについては与野党から全く改革の声が上がらない」とも述べたが、維新代表の松井一郎は政策活動費の原資は寄付などを充てており税金ではないと釈明し、「選挙に向けて人材発掘にもお金がかかった。実際に組織を動かす時、領収書の必要のない経費も必要」とも述べ馬場を擁護した。その後、松井は12月9日の記者会見で「領収書をもらえない支出もあるが、もらえる支出は領収書を公開する」と述べ、会食時の利用を例に挙げ、支出内容を一部公開する意向を示し軌道修正を図ったが、会食相手や店名などは非公開にするとも述べた。
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