支持者達と批判者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 07:55 UTC 版)
「ボニーとクライド」の記事における「支持者達と批判者」の解説
残虐な行為を繰り返してきたボニーとクライドだったが、意外にも彼等を支持した者は多かった。犯罪者となった彼等を家族は咎めず(ただし映画では母親の態度が事実とは逆に描かれており、またクライドの妹の証言によると母はクライドを咎めはしなかったものの犯罪行為からは手を引いて欲しいと思っていたという)、逃亡中に匿った者も起訴されただけで「23人」に上ったという。そんな背景もあって、ボニーとクライドは事あるごとに家族の居るダラスに戻ってきていた。また、大衆の間でも金持ちに狙いを定め、貧乏人からは巻き上げない「義賊的な姿勢」が共感を得た。 もちろんアメリカ人が皆、彼等を支持していたわけではなく、時の連邦捜査局長官ジョン・エドガー・フーヴァーは「アメリカの狂犬たち」と表現し、ボニーとクライドを殊更に非難していた。
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