摩耗限度
一般に、摩耗に起因する許容限度のこと。例えば、ブレーキディスクとブレーキパッド、シリンダーとピストンなどでは、2つの物体(部品)間で相対滑りが常時繰り返されている。このような部位では疑着摩耗、潤滑剤との化学反応、摩擦力が繰り返し作用することにより摩耗粒子が発生し、使用時間が増えていくことで、2つの物体の寸法差が大きくなる。その結果、劣化が進み、故障の頻度が増加し、経済的にも品質的にも限界に達したときのことをいう。
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