捕獲頭数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 08:32 UTC 版)
ミンククジラは捕鯨の対象となっている。日本では主に戦後以降に獲られ、1985年の商業捕鯨モラトリアム以降では、ノルウェーによる商業捕鯨と日本による調査捕鯨、グリーンランド先住民による生存捕鯨の3形態を中心に捕獲が行われている。IWCの統計によると、2007年には、ノルウェーが商業捕鯨として北大西洋で597頭、日本が調査捕鯨として759頭、アイスランドが北大西洋で商業捕鯨6頭 と調査捕鯨39頭、デンマーク領グリーンランドの先住民が169頭(うち西部167頭・東部2頭)を捕獲した。 2019年7月の日本の商業捕鯨再開に際し、水産庁が設定したミンククジラの年間捕獲枠は171頭となっており、引き続き捕獲対象となる。 日本と韓国は、定置網で偶然に混獲されたミンククジラの食用などへの利用も許可しており、日本では年間100頭ほどが水揚げされている。
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