挽肉タイプの歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 19:06 UTC 版)
挽肉タイプのドライカレーを考案したのは日本郵船の欧州航路船「三島丸」で船舶料理士として働いていた日本人コックであるとされる。1911年4月9日の三島丸のディナーメニューには「Lobster & Dried Curries」とあることが記録に残っている。 船の長旅から食欲不振になった客のために考案された。また、カレーに福神漬けを添えるようにしたのも、三島丸が発祥である。当初はチャツネを添えていたが、チャツネが不足した際に代用にピクルスを添えてみたが酸味が強すぎて不評だったが、福神漬けにしたところ好評であった。なお、福神漬けは当時は高価でもあったので、三等客向けにはタクアンを添えていた。
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