指数部と仮数部を可変とする方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 15:29 UTC 版)
「浮動小数点数」の記事における「指数部と仮数部を可変とする方式」の解説
任意精度演算と、従来の指数部と仮数部を共に固定長とする形式の中庸と言えるような方式が、いくつか提案されている。絶対値が1に近い値では指数部の桁数を短くし、仮数部の桁数を多くとって、よく使われる値を精度よく表現する。絶対値が極端に大きい値や小さい値には、精度とひきかえに指数部の桁数を増やすことで対応する。以下で述べる方式を提案している文献では、アプリケーションとして、通常の浮動小数点計算には、指数が大きくなり過ぎることがあって向かないとされているen:Graeffe's methodをうまく扱えたという例が示されている。
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