指定袋方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 18:24 UTC 版)
指定袋方式とは集積所に排出するごみに自治体の指定する袋を用いることを義務づけるものである。従量制のごみ有料化を導入する場合に有効な方法とされる。 自治体の設定したごみの区分と出し方に応じた指定袋が指定されている。使用する際は地方自治体が制定するごみの区分に従ってごみを分別し、ごみ袋を使って集積所に搬出するものについては指定された種類の袋に容量を超過しないように入れ、所定のごみ収集日に集積所へ出す。日本では基本的には地方自治体より委託された企業が袋を製造している。 有料のごみ袋にはごみ処理費用の一部が上乗せされていることが多いが自治体ごとに焼却場や埋立地の維持・確保などの状況は異なっているため手数料には地域的な格差がある。ただ、ごみ処理費の負担がリサイクル率やごみ減量化など住民の環境意識に影響しているという指摘もある。
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