招魂社(靖国神社)の設立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 20:27 UTC 版)
「黒船来航」の記事における「招魂社(靖国神社)の設立」の解説
岩倉具視の著述記録のうち「招魂社を建設する事」によれば、1869年に招魂社(靖国神社の前身)が設立されたのは、黒船来航以来の殉国者と伏見戦争(戊辰戦争)の殉国者をあわせて慰霊するためである。 同文書は「五月十日癸丑以来殉国者の 霊魂を慰し 東山に祠宇を建て 之を合祀せしむ」としており、「五月十日癸丑」は1度目の来航のあった1853年の6月16日にあたる。この慰霊にともない東京府麹町区九段には招魂社が設置され、その境内に日本で初めての西洋式の競馬場が作られた。
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