抽象的な例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/08 14:56 UTC 版)
シフト作用素を と表す。ここで、r はベクトルの添え字群がシフトされるべき量である。例えば、"advance-by-1" 系 従って は入力ベクトルを 1 だけ進める作用素である。 ここで、系を作用素 で表す。この系が時不変であるのは、この作用素とシフト作用素の間で交換法則が成り立つ場合である。すなわち、 この系が時不変であるとは、系の作用素 を に適用してからシフト作用素 を適用した場合と、シフト作用素 を適用してから系の作用素 を適用した場合で、結果が等価となる場合である。 系の作用素を先に適用すると、次のようになる。
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